ピロリ菌を除去

2000年に明治乳業から発売された「LG21」というヨーグルトは、 東海大学の研究グループと明治乳業、そしてわかもと製薬の共同開発によって製品化された新しいヨーグルトです。

「LG21」と言うと商品名のイメージが強いと思いますが、 これは整腸作用を目的として作られた乳酸菌の名称です。

ここ数年問題になっている「ピロリ菌」を除去する効果があるということで、一役有名になった乳酸菌が「LG21」です。

恐ろしい菌

ピロリ菌というのは、その名前のユニークさから、一度聞いたら忘れられない方も多いと思います。

しかし、ユニークな名前とは裏腹に、消化器系の病気を誘発する原因となる恐ろしい菌です。

半数はピロリ菌保菌者

でも、ピロリ菌を持っているからといって、すぐに何かしらの症状が現れる訳ではありません。

ピロリ菌は、消化液に強い免疫力を持っていて、 胃の粘膜に生息することが出来るので、症状がなくても保菌していることがあるのです。

今や、日本人の半数はピロリ菌保菌者になっているとも言われていて、 つまりほとんどの人が消化器系の病気になる可能性があるということです。

100分の1に減少

このピロリ菌を除去することが出来るのが「LG21」です。

そして、その「LG21」が配合されているのが、 明治乳業の「LG21」で、手軽に摂ることが出来るようになりました。

「LG21」を食べ続けると、ピロリ菌を100分の1に減少させることが出来ると言われています。

ですから、ピロリ菌を保菌している人はもちろん、 検査などをまめにしないという方でも「LG21」を食べていればピロリ菌を心配する必要はありません。